75年のありがとうを未来へ ―これからも地域とともに―

 75年のありがとうを未来へ ―これからも地域とともに―

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私たちは、この町でたくさんの人に支えられていただきながら、歩んできました。

病気になったとき、真っ先に頼ってくださった方、長い治療を終え、「ありがとう」と笑顔で帰っていかれた方。そして、その患者さんを側で支えてきたご家族。

一人ひとりの出会いが、私たちの75年をつくってきました。

「ここに病院があってよかった」「この町で安心して暮らせる」そんな言葉をいただくたびに、私は“この病院は私たちだけで75年を歩んできたのではない。地域の皆さんに支えていただき、地域の皆さんに育てていただき、地域の皆さんと一緒に、この75年を創ってきたのだ”と思うのです。

だから、75周年は「ありがとう」を伝えるだけの年にはしたくありません。

いただいてきた「ありがとう」を、これからも医療で返していきたい。

もっと安心できる病院へ。もっと頼られる病院へ。もっとこの町に必要とされる病院へ。

医療が変わっても、時代が変わっても、私たちが大切にするものは変わりません。

目の前の患者さんの声を聴くこと。その人の不安に寄り添うこと。一人ひとりの命と人生に、本気で向き合うこと。

そして、この町で暮らす人たちが、これからも安心して、明日を迎えられるように、私たち自身も変わり続けること。

75年間にいただいた、たくさんの「ありがとう」その一つひとつを力に変えて、私たちはこれからの地域医療に挑み続けていかなければなりません。

「ありがとうで終わらせない、ありがとうを未来の力に変える。」

その強い思いをキャッチフレーズに込め、75年のありがとうを未来の力に、これからも地域と共にあゆみ続けていきたいと考えています。

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原町赤十字病院75周年記念のキャッチフレーズが決定しました。応募者の同意を得たうえで、作品に込めた想いを全文掲載させていただきました。先週、選考に当たり私の考えを述べましたが、まさにその通りのキャッチフレーズです。

先週記載した私の考えは、以下の通りです。

75周年を迎える今、という時間は、過去にも未来にも通じています。過去には原町赤十字病院で汗を流した多くの先人たちのたゆまぬ努力があり、また地域住民たちに支えられてきた経緯があります。その過去を築き上げたのは、職員と住民お互いの信頼関係であり、その歴史の延長に現在があります。私たちは過去に対する感謝の念を忘れることはできません。そしてこの感謝を胸に、私たちは未来を思い描くことが必要です。常に地域とともに歩んでいくことが大切です。今は留まることはありません。今を大事にすることは、将来につながります。今というこの時こそが、私たちの過去を作り、未来につながっていきます。過去を感謝し未来を思い描く、地域とともに歩んでいく、こういった内容のものを最終的に選択する予定です。


実は決定したキャッチフレーズと非常によく似た作品が二つありました。

75年のありがとうを  -これからも地域とともに―

75年のありがとうを未来につなぐ

このどちらでも本当は良かったのですが、ちょっとした言い回しの違い、そして何より作品に込めた想いに私自身が心を打たれ、それが最終的な決め手となった次第です。

決定したキャッチフレーズを応募してくださったのは、管理栄養士のKさんです。


75周年を一つの大きな区切りとして、原町赤十字病院の職員は常に感謝の気持ちをもって、職員同士でも、患者さんや家族、住民の皆さんに対しても、普段から「ありがとう」「ありがとうございます」という言葉を声に出すようにしましょう。私からのお願いであり、希望です。


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