冬の新潟

2月1日の土曜の午後、関越自動車道を通り新潟に行ってきました。群馬県側はほぼ晴天で路面に雪はほとんどありませんでしたが、約11㎞の関越トンネルを抜けると雪国です。しかし幸い雪は降っておらず、路面にも雪は残っていません。しっかり除雪がなされていたためでしょう。湯沢、塩沢を抜け六日町付近まで来ると、田んぼと思われるところには厚い雪で覆われていましたが、長岡まで来ると同じ雪景色でもその厚みは徐々に減り、三条から新潟では雪はほとんど残っていません。おかげで宿泊予定だった萬代橋近くのホテルまで渋滞に巻き込まれることなく、順調に到着することができました。

ところでなぜ、この寒い時期に冬の新潟に向かったのか。それは大学の同窓会に出席するためです。実は2020年(令和2年)2月に同窓会の予定があったのですが、この頃は日本国内で新型コロナが猛威を振るい始め、様々な行事が中止になり始めた時でした。1週間くらい前に幹事より中止の知らせがあり、その後も同窓会は開催されることはありませんでした。前回の同窓会がいつだったか正確には思い出せないのですが、おそらく7年前ではなかったかと思います。おかげで今回の会は早生まれの人を含め、全員が還暦を超えています。卒業後の初めての同窓会は卒後10年だったか15年くらいだったと思いますが、その時は学生時代の様子と全く異なる姿(体形、服装、物腰など)で驚いた記憶があります。今回は久しぶりの再会だったにもかかわらず、それほど大きな変わりがなかったようです。いや本当は変わっているけれども、こちらにも心の余裕みたいなものがあって、自分もそうだが周りもきっとこんな感じで変わっているだろうと自然に予想していて、実際その通りだったということなのでしょう。とても久しぶりなのに、会った瞬間に昔のように会話ができるということは、実に不思議だしうれしいことです。あまりに楽しかったので結局4次会まで行ってしまい、次の日は大変つらい朝を迎えることとなりました。2月2日の朝は、この時期の新潟では珍しいことですが薄い雲がかかっているとはいえ、日の光が少しばかり姿を見せる穏やかな陽気でした。信濃川に沿ったランニングコースを10㎞ほど走りましたが、多くのランナーとすれ違いました。

ところで今年度は9月に中学校の同窓会、1月に高校の同窓会、そして今回大学の同窓会と、3つの同窓会が重なりました。いつもこんなことをやってのんきな奴だ、と思われるかもしれませんが、大学は7年ぶり、高校は12年ぶり、中学に至っては37年ぶりです。みんな自粛していたのですね。

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