牛乳
私は牛乳をよく飲みます。特に今のように暑い時期ですと、1日1本程度飲んでいます。休日には気が付くと2本くらい飲んでしまうこともあります。この1本というのは1000mlの牛乳パックのことです。どう考えても飲み過ぎだと思っていますが、うまいのでつい飲んでしまいます。これほど飲むようになったのは、毎日のようにランニングをするようになった10年くらい前からです。ランニングで消費したエネルギーは、すべて牛乳で補われていると言ってよいでしょう。私が普段飲む牛乳1本のエネルギー量は685kcal、脂質は3.9%です。つまり脂質だけでも351kcalです。低脂肪の牛乳もありますが、残念ながら私にはおいしく感じないので飲むことはありません。2本飲めば1370kcalですので、他に十分な食事を1回摂取すれば、それで1日分の栄養分を賄えるのでしょうが、私は朝、昼、晩と1日3食をかなり規則正しく食べています。体重はずっと安定していますので、今の食生活と運動習慣は、私の肉体を保つのみ適切なのでしょう。
普段牛乳についてあまり考えることがなかったので、ネットを使って少しばかり調べてみました。牛乳は文字通り牛の乳ですので、保存が困難な時代はバターやチーズなどの乳製品に加工されることが多く、そのまま飲むのは限られた地域のみだったことは容易に想像されます。日本では仏教伝来とともにインドの乳製品の習慣が伝わり、その加工が始まったようです。本格的に乳製品の加工や牛乳の販売が行われたのは、明治時代の北海道です。そして戦後に学校給食として牛乳が出されるようになりました。私の小中学校時代も牛乳は出ていました。現在の給食に牛乳は出ているのでしょうか。
話しが変わりますが、外来をしていると明らかにアルコール摂取量が多い患者さんがいます。そのような方には「ちょっと飲みすぎじゃあないですか」という話になります。私もアルコールは好きですが、平日に飲むことはほとんどなくなりましたので、飲み過ぎと思われる方に対しては結構強気で言うことができます。たまに毎日牛乳を飲んでいます、という人がいます。たいがいはコップ1杯、多くて2敗程度のようで、牛乳の飲み過ぎと思しき人に巡り合ったことはありません。
何事もそうですが、ほどほどがよいのでしょう。10代の若者であればともかく、還暦を過ぎた人間が毎日牛乳を1リットル、下手をすれば(下手をしているつもりもないのですが)2リットル飲むというは多すぎでしょう。少しずつ減らしていこうと思っています
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