出張について思うこと
学生と社会人の違いはいくらでもありますが、その一つが出張の有無です。学生時代に「出張します」、という言葉を使うことはないでしょうが、社会人になると多かれ少なかれ多くの人が経験すると思います。原町赤十字病院の職員も、職種によっては全くないという方もおりますが、逆に年に何度も行きます、という方も多いでしょう。前橋日赤や群馬県支部、看護協会などで行われる研修会、県内外で開催される研究会や学会、そして日赤関連の様々な会議など、非常にたくさんの出張があります。出張をすると、原町赤十字病院では復命書、という書類に出張の内容を記載する義務があります。私自身も出張が多いですので、しばしば復命書に出張内容を書いています。
原町赤十字病院の職員の復命書については、私自身はすべて目を通しています。その数はかなり膨大ですので熟読しているとは言えませんが、できる限りしっかり読むようにしています。記載内容は人によって全く異なります。時々とても感銘を受ける復命書を経験します。それらの多くは、入職して数年以内の若い世代が書いたものです。参加した研修会などの様子がありありとわかるだけでなく、わずかな感想の中から書いた人の人間性も推測できます。そういう人たちとは、お酒でも飲みながらじっくり話をしたいな、といつも思いますが、記載のある名前を見て、その人の姿を思い浮かべることができないことが多く、大変残念に思っています。コロナ後、職員同士の交流はかなり減ってしまいました。おまけにマスクをしているので、以前からいた人たちの顔はわかっても、マスクをしている姿しか知らない人たちとは、いつまでたっても本当の付き合いができてないような気がしています。とても悲しいことです。
だからというわけではありませんが、今後月に1回程度、病院内をラウンドしようと思っています。職員の皆さんの働く姿を拝見し、場合によっては声をかけさせていただくかもしれません。一人では不安なので、看護部長と事務部長にも同行してもらおうと思っています。仕事の邪魔にならないよう注意しますので、どうか邪険にしないようお願いする次第です。
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