朝の横浜中華街


6月末に日本乳癌学会が横浜で開催されました。今回は厳選口演に採択されたこともあり、4年ぶりに現地参加させていただきました。と言っても今回の話題は乳癌学会ではありません。横浜中華街です。中華街に行ったことがある人はきっと多いと思います。その目的はたいてい中華街で中華を食べたり飲んだりしながら、友人たちと楽しい時間を過ごすことでしょう。そして訪れる時間は夕方から夜でしょう。ですから早朝の中華街を知っている人は多くはないのではないでしょうか。

私は10年以上前から、どこに宿泊しようが必ず早起きをしてランニングをしています。横浜に宿泊する機会は比較的多いので、早朝の中華街を何度も走ったことがあります。夜の賑わいが嘘のように、朝は非常に静かです。空気も穏やかです。猫がけだるそうに道を横切る姿を目にします。早起きの高齢の方も時折見かけます。祭りの後のわびしさを実感します。

ところで中華街を走った後は、厳しい坂道を登って「港の見える丘公園」に行きます。このあたりの道は複雑で今回も行き止まりにぶつかってしまいました。その後は横浜みなと日赤の正面を走り、山下公園に向かいます。山下公園は早朝でもたくさんの人がいます。私のようにランニングをしている人、散歩している人、ラジオ体操のような運動をしている人、ベンチに座っている人など様々です。夏ですが、「秋の気配」が心に浮かびます。

海を横目に走ることは、実に快適なことです。

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