子供のころ、梅雨の時期になるとたくさんのかたつむりを見かけました。それは、特に見つけようとしなくても、この時期には当たり前のように私の目に入りました。ところがいつの頃からか、かたつむりを全く見かけることがなくなりました。いつの頃というのもはっきりしませんが、もう数十年になるかもしれません。数年前に意識して見つけようとした時がありましたが、残念ながら見つけることができませんでした。

実際にかたつむりは減ってきているのでしょうか。それとも私の生活する場にいないだけで、いるところにはたくさんいるのでしょうか。あるいは私の生活の場にもいるのだけれども、私の心に余裕がなく、私だけが見つけることができないのでしょうか。

考えてみると、最近は歩くことはほとんどありません。ランニングはしますが、散歩をすることほとんどありません。ランニング中にあの小さなかたつむりを見つけることは困難でしょう。足を止めればいいのでしょうが、ランニング中に足を止めることは滅多にありません。

かたつむりを見つけるためには、ゆっくり歩くこと、時に立ち止まることが大事なのでしょう。今年は是非見つけたいと思っています。

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